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ビジュアル系 バンドとしてデビューするには?

■ビジュアル系 バンドの基礎知識
ビジュアル系は、日本の音楽シーンで80年代の後半から2000年代の初頭まで欠かせない存在でした。ビジュアル系の特長としましては、派手な化粧で赤や紫に染めた髪の毛を逆立て、退廃的な歌詞を歌いながら、耽美な世界観などを展開するバンドの事です。

元々はデヴィッド・ボウイやアインシュテュルツェンデ・ノイバウテン、Siouxsie & the Banshees、マークボラン、Bauhausなどに代表されるポジティブ・パンクやゴシック・ロック、パンク・ロック、ニュー・ウェーヴ、プログレなど海外のアーティストがメイクをしてライブを行っていた事から影響されたアーティストが日本で消化したジャンルになります。

元々はZI:KILLやEX-ANSなどが行っていたジャンルだったのですが、X JAPANの活躍によりメジャーなジャンルになりました。同世代のバンドの中にもX JAPANに影響されたフォロワーが登場してきて、よりビジュアル系のバンドブームは大きな物になりました。ビジュアル系と名付けられた由来としては、X JAPANが発売したメジャーデビューアルバムのBLUE BLOODのジャケットに記述された「CRIME OF VISUAL SHOCK」という言葉が元になったと言われています。

ビジュアル系は時代によって洗練され徐々に細分化されてきました。時代に合わせてソフトビジュアル系と言われる通称ソフビ系のビジュアル系も増え始め、曲調がビジュアル系よりもポップであったり、メイクもナチュラルメイクのようなバンドが増えていました。他のポップバンドとの違いは、歌い方や歌詞がビジュアルっぽいかどうかの差だと言われています。

また、ビジュアル系はファッション業界にも影響を与え、ビジュアル系を意識したファッションが登場しています。ゴルチェなどの海外ブランドに身を包み、当時女子中高生に大人気だったCUTiEやZipper、KERAなどに度々登場するようになりました。また、それらの雑誌のブームに合わせて衣装や曲調などを調整したオサレ系のビジュアルなども登場しています。

現在でもビジュアル系には、名古屋系やコテ系、ラウド系や地下室系など様々なジャンルが登場していますので、ビジュアル系バンドとしてデビューしようと思ったら、格好だけでなく、ビジュアル系の中でもどのようなジャンルやファッション、メイクや曲調にするのかを考える必要があります。そこでこちらでは、ビジュアル系 バンドとしてデビューする為に覚えておいて欲しい情報を四つだけに厳選してご紹介させて頂きますので、ぜひチェックしてください。

■メンバーを集める為に
ビジュアル系 バンドとしてデビューするには、先ずはメンバー集めが重要になります。バンドメンバーによってビジュアル系 バンドとしてデビューできるかどうかは大きく変わってきますので、しかりと選ぶ事が重要になります。

最も簡単なのは同じ学校や友達とバンドを結成する事です。気心知れた仲間でしたらバンドを結成するまで無駄な時間や気遣いなどが必要ありません。しかし、友達で楽器をやっている人がいなかったり、ビジュアル系以外のジャンルの音楽が好きな為にメンバーに誘う事が出来ない場合には、自分の世界を広げる必要があります。

普段楽器を購入しているお店や練習スタジオなどには、必ずと言っていい程、バンドメンバーの募集を告げる張り紙がしています。そこの張り紙を見て、ビジュアル系のメンバーを募集している物がないか確認してください。自分のパートを募集している所があったらそのバンドに参加すれば良いし、無かったら自分で募集してしまう方法があります。それと併用してtwitterなどでバンドメンバーを募集する方法もあります。これでしたらスマホからでも出来ますし、お金もかかりません。SNSに自分の好きなビジュアル系の情報などを掲載しておくと、より好みの近いメンバーを集める事ができます。

■情報収集を行う
ビジュアル系 バンドとしてデビューするには、人前で演奏しても大丈夫な演奏力と、アレンジ力が必要になります。特に自分で曲や歌詞まで作成しようと思ったら、しっかりと勉強しておく必要があります。もっとも効率的にビジュアル系 バンドとしてデビューする為の力を付けるには、自分が好きなバンドの曲をコピーしてみてください。なるべく原曲と同じように演奏する事で、ビジュアル系独自の演奏力を身に付ける事が出来ます。

それと合わせて、自分の好きなバンドのメンバーが好きなバンドの情報を集めそのバンドについての情報を収集する事も重要です。好きなバンドメンバーがどのようなバンドにどのような影響を受けているのかを調べるのはとても重要になります。なるべく多くの曲を聴いて、出来ればコピーしてみてください。

自分の好きなメンバーが使用している機材についても調べる必要があります。ギターでしたらギターの種類はもちろん、アンプやエフェクターなどの種類もチェックしておいてください。また、ピックアップなどを変更しているような場合もありますのでそれらの違いについてチェックしてみるのもおすすめです。最近では動画サイトなどで購入しなくても音を聞く事ができますのでしっかりとチェックしてください。

■曲選び
メンバーが集まったら、先ずは練習する事が重要になります。息を合わせるのはとても重要で、どんなに個々の実力があっていても合わせられなければぐちゃぐちゃになってしまいます。そこで最初に問題になってくるのが一緒に演奏する曲選びです。

バンドのメンバーはそれぞれ実力が違いますので、それぞれに合わせたレベルの楽曲を演奏するのがポイントです。あまりに難しすぎてしまうと、バンドを辞めてしまう可能性があるからです。また、ビジュアル系の曲で多いのが、特定のパートだけ異様に難しい場合です。ドラムが早かったり、ボーカルがハイトーンだったり、ギターのプレイが特殊だったりとそれぞれの難易度が違います。もちろんバラードのような曲も合わせるのが難しいので曲選びは難航すると思います。

もし自分がバンマスだったら周りの方のスキルを見た上で、一発目は簡単な曲を選ぶのがベストだと思います。みんなが好きなバンドの曲を一緒に演奏するだけで仲間意識は芽生えてくるものです。もちろん、最初からオリジナルの曲にチャレンジしようと思っている方は、ある程度の骨組みを作った上で、スタジオなどに入って少しずつアレンジを加えて完成させるのもおすすめです。どちらにせよ最初の曲はバンドの方向性を決める大事な物と言えます。

■演奏する場所
バンドで演奏できる曲が増えてきたら、次に色々な人に見てもらう事がビジュアル系 バンドとしてデビューするために必要になります。高校や大学の文化祭などはもちろん、地元のライブハウスで演奏するのもおすすめです。ライブハウスではオーディションがあったりしますので、簡単な音源を用意しておくのもおすすめです。最近ではノートパソコンで気軽にデータ化できますので、スタジオを借りてレコーディングしてみてください。

また、最近ではライブハウスに出演しなくてもYoutubeやニコニコ動画などで気軽に不特定多数の方に見てもらう事ができるようになりました。ギターアンプやエフェクターなどもパソコンやiPadで賄えてしまいますし、パート事の編集も行えますので、簡単にネットにアップする事ができます。

Youtubeやニコニコ動画だけではなく、ブログやtwitter、facebookなどのSNSをバンド用に開設しておくのもおすすめです。特にSNSからの集客がメインのバンドも多くビジュアル系 バンドとしてデビューするためには必須だと言えます。Youtubeやニコニコ動画では、尊敬しているビジュアル系のバンドのコピーなどをしてみると、そのバンドの人からの反響を得る事ができたりもしますので、多角的な活動がとても重要になります。